「メンテナンス」の魅力

何もないところから新しいモノを作る。

そんな「モノづくり」に魅力を感じる方は多いでしょう。

しかし、実は「メンテナンス」も非常に魅力的です。

木内計測は「メンテナンス」を主業務として、長年日本のエネルギーを支える機会を頂いてきましたので、この場を借りて「メンテナンス」の魅力をお伝えしたいと思います。

メンテナンスの最大の魅力は、あらゆる状況に対し、自分の知識、経験をフルに活かして対応する、応用力が求められるところにあります。

「なぜその問題が発生したのか」と根本原因の追究、「どうすればその問題が発生しなくなるか」と解決策の提案、「今後どのような問題が生じるか」と予防保全を念頭にした提案、どうすれば期間内で終わらせることができるか、と効率も考えて行う必要があるなど、「こうすればよい」という答えが一つにならない仕事になります。

例えば、5人に同じ新車を1台づつ渡して、2年後に元の場所に戻ってきてもらい、悪くなった場所を修理して新車と同じ状態にするとします。

人によって走った場所、時間、距離が異なるでしょうし、ブレーキ、アクセル等の使い方も異なるでしょう、人によってはぶつけたり、こすったりもあるかもしれません。

この戻ってきた5台を新車と同じ状態に戻すために必要なメンテナンス箇所、方法は確実に異なることはご理解いただけるのではないでしょうか。

このように、一つのモノを同じ状態に戻すためには、問題が起こらない対策をするためには、様々な引き出しを準備する必要があり、その引き出しの多さがメンテナンス技術力となってきます。

現在では計装工事関連事業も行っておりますが、ここでもメンテナンスで培った知識、経験を基礎とした工事を行っており、それをお客様に認めていただいて事業拡大につながっていると考えております。

一つのモノでも複数の引き出しを用意する必要がある仕事で、一つでも多くの機器に対応していくには、根本原因とその対策を考えていくためには、さらに工事にも対応するためには、常に勉強を続け、成長し続ける必要があります。

生涯勉強

木内計測には「メンテナンス」や「計装工事」という仕事をしながら、常に新しい知識を取り入れ、誰からも信頼いただけるエンジニアになるために生涯勉強を心がけた社員が多くいます。

「私はメンテナンス技術者です」

私は胸を張って、誇りをもってそう言える仕事をしてきましたし、そう言えるような技術者になりたい方と多く出会えればと思っております。